日本の歌

ソングス三輪明宏スペシャルにて。
「魂がお行儀よくなる日本の歌」と唱歌のことを話していた。
なんて上手い表現をするのだろう!と感心してしまった。

カラオケが苦手な私。
でも、唱歌は好きなんです。

たまに手にとって、パラパラとページをめくり、歌ってみる。
「原田泰治が描く 日本の童話・唱歌100選展」

日本の歌には、四季があり、情景が浮かび、そして心が優しくなります。
これは、着物と通じるものがあります。

私、少し音程が外れるようなんです。。。

小学一年だったかしら。
音楽の授業で「かっこう」の歌を、皆で歌っていました。
「そこ!音が外れている。」
眼鏡をかけた男の先生が、指を指しました。
…だれのことなんだろう???…
また皆で歌い始めました。
「まだ外れている。そこ、そこのおまえ!」
…え、私のことだったの!!!…

それから私は人前で歌えなくなりました。
いつも口パク。
どうしても歌わなければいけないときは、緊張しながら恐る恐る。

随分と年月が過ぎ、
九十歳を越えるご隠居さんが主催する「ふれあいの会」に参加。
そこでは、毎回「ふるさと」を皆で歌いました。
さまざまな年齢、業種の方が集まる、文字通りふれあいのある会でした。
そこに音楽を教えていた男の先生がいらっしゃいました。
私の体験を話しましたら、
「辛かったね。それは先生がいかん。」と言われ、気持ちが楽になりました。

ご隠居さんの愛情ある人柄に惹かれて集まる人たちの中では、
少しくらい音を外しても大丈夫なんだ、という安心感がありました。
そして、皆で歌が歌えるって嬉しいことなのだなぁ、と思えたことが、また嬉しく思えました。

もうこの世にはいないご隠居さんは、
いつも「愛することですよ」と、教えてくれました。

久しぶりに「ふるさと」を口ずさんてみました。
「ご隠居さん、幸せでありますように。」と気持ちを添えて。
すると、「ああ、わしゃ幸せだよ。」と、笑顔と共に即答。

日本の歌は、幸せです。

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この記事へのコメント

うまこ
2009年10月15日 22:26
歌の音がはずれるのは
自分ではなかなかわからないですよね。
まして子供には・・・・
その点邦楽は・・・・
三味線は楽器なので音程にはうるさいのですが
唄の方はおおらかな気がします。
いろんな声が混じって唄に幅が出る気がします。
人間ってそういうものじゃないかしら。
トビウオ
2009年10月16日 22:29
うまこさま☆
以前に邦楽発表会にて、おおらかに唄っている方がいて、
ほほえましかったです。
もちろん上手い方もいて、幅があったことを思い出しました。

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