山葡萄の籠が、山葡萄の籠を呼ぶのかも

健康診断と雨のため、洋服にアケビの下駄を履いて出かけた。
K先輩の教えに従い、絹の5本指の靴下に足袋を重ね履きした。

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検査のため夜の九時以降は、飲まず喰わず。
この時期にお水が飲めないのは辛いなぁ…と出かけたら、満員電車の中で気持ち悪くなり冷や汗が出た。
血圧が下がったようで、席を譲ってもらい携帯していた水を飲んだ。
そのため健康診断の胃のレントゲン検査は中止。
血圧の上が85…。
血圧が高いのもいけないが、低いのもいけない。
おまけにコレステロールが低い。
と、まぁ健康診断の事は、横に置いて、山葡萄の籠の続きを。

一つ目の山葡萄の籠は、十和田湖のゆずりはさんにて購入。
2003年7月~2006年8月まで出張続きの仕事をしていた。
そのスタートが青森八戸だったので、帰りに前から行ってみたかった十和田湖のゆずりはへ出かけて、
これからの旅の供とするべく、念願の山葡萄の籠を手に入れたのだった。

八戸をはじめ東北シリーズを旅して、2004年9月山形にて二つ目の山葡萄の籠に出会う。
手が綺麗な籠で、その女性の方が編み上げたところだと言われた。
一つ持っているというのに、どうしてもその籠が欲しくなり、直接交渉、商談成立。
直接、作り手さんから購入する楽しさを知った。

足の悪いその女性は、もう10年ほど山に入らなくなっていたのだが、
その年は、弟さんが山に連れて行って足元に蔓を切って落としてやるから行こうと誘われて、山葡萄の蔓を手に入れたので、編み上げたところだと言われた。
山葡萄の蔓を採る期間は限られていて、6月末から7月にかけての時期しか採らないのだ。
そして、採れなくなってきているとも聞く。
それが目の前に、作り手本人さんが出来立ての籠をさげて、目の前に現れたのだもの。

一つ山葡萄の籠持っていると、手が綺麗かどうかなど、山葡萄の籠のことがみえてくるようになる。
そんな時だったので、余計にご縁を感じたのだった。

では、ゆずりはで購入した最初の籠はどうしたのかというと、
fatomataさんの結婚・出産祝いを兼ねて、プレゼントした。
私の手油で少し色がつきかけたのをプラスして。
日本画をされている年下のfatomataさんは、そういったものがよく分かる方なので喜んで受け取ってくれた。
後に福島まで籠を買いに行くfatomataさんだから、大事に持っていてくれる。
私は私で、彼女に託して一つ目の籠も幸せでいてくれると安心なのだ。

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どうも二つ目の山葡萄の籠は、人を呼ぶようだ。

まず翌年の春に、埼玉川口市のYさんが私も欲しい!とお声かけ頂き、
山形の作り手さんから、お漬物と供に送ってもらった。
それも手が綺麗な籠でした。
お顔を知る方で、私のと同じ作り手の籠を持っているのはYさんだけ。
皆に好かれる人柄の良いYさん、元気にしていらっしゃるかしら?

その年の秋には、青森弘前にて「こぎん刺し研究所」にて、小田原から来た旅行の女性。
私は見学だけのつもりでいたら、ご一緒に、こぎん刺しをやりましょうよと、誘われて、栞に刺すことになった。
栞が完成すると、もう一件ご一緒して欲しいと言われて、向かったのがみかみ工芸さん。
一人では入る勇気が無くて、私の山葡萄の籠が目に留まり、お声をかけたそうだ。
ご一緒しなければ山葡萄の籠を手にすることはなかったと言われ、その方は、伝統工芸士 田中昭三氏のとても綺麗な山葡萄の籠を購入された。
私は、アケビ蔓の下駄に目が留まり、みかみ工芸さんのオススメの鼻緒を挿げてもらった。
いまでも大事に履いている。
こちらのアケビの下駄も人を呼ぶようだ。詳しくは、こちら

輪奈ビロードのコートも同じだ。
はごろもチョイスの着物まわりのものたち。作り手の話を聞きながらのどれも良い出会いで始まっている。
私の着物暮らしは、そのような着物まわりの人々のおかげで成り立っている。
素敵な山葡萄の籠を手に入れた方のおかげで、あらためて山葡萄の籠との出会いを振り返ることが出来た事に感謝。



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この記事へのコメント

ruru
2012年08月30日 09:39
はじめまして。
山葡萄のかごバッグを探して偶然こちらのページにたどりつきました。
掲載されている籠が、あまりにも素敵なので、こちらの
作り手さんの籠がほしいのですが、連絡先もしくは入手方法など教えていただけないでしょうか?
作っていただけるなら、全然急がないのですが。
よろしければ、わたしの連絡先をご連絡させていただきます。名古屋市在住です。
ご無理申し上げますがどうかお願いいたします。
はごろも
2012年08月30日 11:41
ruruさま☆
初コメントをありがとうございます。
私の山葡萄の籠にお目を留めていただき嬉しく思います。
この作り手さんと同じではないかもしれませんが、今年になり、やはり山形の山葡萄の籠の仲介をさせていただきました。
その時の記事
    ↓
http://kimonohagoromo.blog.fc2.com/blog-entry-12.html

現在、3名の方にお待ちいただいている状態です。
よろしければ、籠が編みあがってきたら、ご連絡を差し上げます。
info☆kimono-hagoromo.com
(☆を@に変えて送信してください。)
名古屋の方なら、直接お渡しが出来ると思います。

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